三井港倶楽部 みついみなとくらぶ

場所福岡県大牟田市西港2-13 »Google MAP
用途現在はレストラン・結婚式場
設計清水満之助
施工者清水建設(現在)
完成
構造木造
階数2階
面積665.33㎡

大牟田市を流れる諏訪川橋南側に、ひときわ緑豊かな一帯があり、そこに建つアール・ヌーボー様式(18世紀フランスで流行した建築様式)で建てられた洋館が三井港倶楽部です。
「三池に石炭積込のため入港する船員の慰安並びに休憩所」として完成しました。三井関係の社交倶楽部、また皇族方をはじめ政財界人の迎賓館として利用されました。
芝生と松の緑に囲まれた建物は、木造2階建瓦葺で急勾配の大きな屋根を生かした、ハーフ・ティンバースタイルが目につき、格子天井(こうしてんじょう)のゆったりした喫茶室、左右一対の大理石造りとマントルピース、白いローマドリス式柱、階段中央にはクラシックな壁付き電灯があります。
三池炭坑の繁栄を物語る明治の洋館で、東京の建築家による明治期の本格的な洋風建築です。木造一部、2階建て屋根部屋は板瓦葺、表階段とベランダン部屋には亜鉛鉄板葺です。外壁は板張り、ハーフチンバー風に木骨を見せ、表階段は漆喰仕上げ、各部屋にはマントルピース、腰板を張り、上下式の窓を開け、天井は格子縁で幾何図形に区切られています。