アクロス福岡 あくろすふくおか

場所福岡市中央区天神1丁目1-1 »Google MAP
用途音楽ホール、会議場、業務、他
設計日本設計+竹中工務店
施工者竹中・鹿島・清水・九州・高松・戸田共同体
完成平成7年5月(1995)
構造鉄骨及び鉄筋コンクリート造
階数地上14階建 地下4階建
面積97,493㎡

旧福岡県庁跡地に設計された、シンフォニーホール、国際会議場等の公共・公益施設と業務・飲食・物販等の民間施設により構成された巨大複合施設。福岡国際会館として事業コンペが行われ、優秀案となった建物である。南側の公園に開かれたステップガーデンと呼ばれる段状屋上公園と、地下3階から最上階までセットバックして拡がる中央のアトリウムが特徴である。明治通りに面する北側は、賃貸オフィスが多いことから、1~3階の柱、梁を意識したアルミカーテンウォール、基準階のガラス、搭屋による3層構成の近代的表現となっている。
天神中央公園と一体となった緑の階段・山は、福岡中心部の環境配慮のランドマークとなっている。今、屋上緑化が普及の時を迎えているが、この段状屋上公園はその先駆的な試みである。アトリウム南面はこの緑の階段に面しているが、その屋内側でセットバックする外壁面を1層分のトラスで支えている。
シンフォニーホールは、かなり剛な壁があり、その他はラーメン構造、そしてそれをつなぐ1層分のトラス。本建物は高層評価を取得しているが、ダイナミックな空間の実現の裏の隠れている構造設計の大変さにも思いをはせていただきたい。