(公社)福岡県建築士会情報誌 メッセメールマガジン 平成25年6月1日発行 第84号 通巻第300号

会長 総会時挨拶

 昨年の総会で福岡県建築士会は平成25年4月1日をもって公益社団法人へ移行することを目標にして準備することについて承認をいただきました。
 認定申請は昨年8月に行っておりましたが、本年3月21日正式に福岡県知事より公益社団法人として認定するとの認定書をいただきました。
 会員の皆様のご理解、ご支援の賜物と厚くお礼を申し上げます。
 公益法人制度改革の法律は平成20年施行になり、福岡県建築士会は田中前会長のもと直ちに内容の検討にはいり、平成21年より組織改革特別委員会、平成23年から新法人制度移行プロジェクト専門委員会として公益法人移行を目標にして検討を重ね、平成24年に認定申請をおこない、本年3月21日正式に福岡県知事より公益社団法人として認定するとの認定書をいただき、平成25年4月1日をもって公益社団法人として発足したところです。
 公益法人移行に伴いまして、公益事業比率の50%以上の課題、会計の一本化の課題、支部の地域会への組織変えの課題、経費、事務の合理化など多くの課題を抱えながらの再出発でありまして会員の皆様にはこれまで以上のご苦労をかけると思いますが、公益団体としての旗を社会に掲げて事業を継続、展開し建築への評価、建築士への信頼をより一層高めていきたいと願っております。
 福岡県建築士会としての事業をいかに展開できるかが最も大事なことでありますが、建築士会だけではなく建築関連団体との情報交換、協力関係も必須条件であります。事業課題に応じて関係団体と親密な協力関係を構築して課題に取組む所存です。
会長 加藤 武弘

平成25年度 (公社)福岡県建築士会 定時総会

 平成25年度定時総会が、5月24日(金)タカクラホテル福岡で開催されました。
 公益社団法人となって初めての総会であり、新定款に基づく式次第の手順についても開会間際まで執行部で慎重に協議を行い万全の体制で臨んだ結果、順調に議事が進みすべての議案が予定通り承認されました。
[議事内容]
   ・第1号議案:平成24年度事業報告、収支決算書、監査報告の承認
   ・第2号議案:名誉会員の承認
   ・報告事項:平成25年度事業計画及び平成25年度収支予算
   ・表彰式
 総会後に開催された懇親会では、九州整備局、福岡県、福岡市、他関連諸団体からも多くの来賓を迎え賛助会会員の皆様と共に、新しい福岡県建築士会の今後の盛会を期して親しく懇談しながら、お互いの健勝と活躍を誓って閉会しました。
専務理事 伊佐治 武

平成25年度 事業計画

基本方針『建築の公益性の原点に立ち、社会に役立ち、信頼される建築士会をつくる』
― 公益法人としての事業を推進し、社会貢献に努め、建築士の社会的評価を高める ―

1.災害に強いまちづくり、良好な景観整備に資するまちづくり活動の推進
1)災害に強いまちづくりの推進(業務委員会、まちづくり委員会)
  • 木造戸建住宅の耐震化を促進するための広報活動と実際の耐震診断業務を行う。
  • 建築物の地震、火災及び水害等による災害を防止するための調査・講習会を開催する。
  • 災害発生後の歴史的建造物等の調査活動体制を整備する(ヘリテージマネージャーの養成)。
2)まちづくり活動の推進(まちづくり委員会)
  • 会員、学生が参加した各種まちづくり活動に関する助成事業を行う(福岡・まちづくり活動支援センター)。
  • まちづくり活動に関する助成事業報告会やまちづくりシンポジュームを開催する。
  • まちづくり活動を通して建築士のまちづくりコーディネーターとしてのスキルアップを図り、建築士の業務拡大に貢献する。
3)景観整備機構としての業務の推進(景観委員会)
  • 福岡県建築士会として更に県内景観行政団体からの景観整備機構の指定を受けるよう努める。
  • 景観整備機構として景観専門家を育成し、景観行政団体から業務を受託できる組織体制を整備し実践的活動を進める。
4)コミュニティのある暮らしを目標にするコレクティブハウスや災害に強い住宅等現代的課題研究への取組み(青年委員会)
  • 青年や女性建築士の積極的な参加を促し、居住環境、福祉環境、自然環境等を含む全体的な環境課題に取り組む。
  • 景観委員会やまちづくり委員会との連携による地域に役立つまちづくり活動を推進する。
  • 県建築士会全体で取り組む連合会事業である「建築士の集い」、全国女性建築士連絡協議会に関わる事業への積極的な協力を行う。
  • 連合会との共催事業である高校生の「建築甲子園」を推進する。
  • 若手建築士、学生の建築に対する興味を深め、将来の建築士を育てる為の若手建築家を講師にした継続的なセミナーイベントを開催する。
5)「建築士の日」事業の実施(本部、地域会)
  • 建築士に対する社会的理解を求めて制定された「建築士の日」(7月1日)に合わせて、建築士の信頼を促進する社会貢献活動を実施する。
6)「福岡県美しいまちづくり建築賞」応募協力業務の受託とその円滑な運営(事務局)

2.市民への的確な情報発信に資する建築士情報管理業務の推進
1)社会への情報発信(広報委員会) 
  • 建築士の仕事や建築士会の公益的役割を社会にアピールするホームページ(以下HPと記す)を積極的に活用した広報活動を行う。
  • 会員への情報提供をタイムリーに行うとともに、非会員、一般市民向けにも発信できるようHPを活用し、建築士への理解を高める。
  • 会員を社会にPRする会員作品展(HP上)を積極的に運営する。
2)県民からの建築相談受け入れ体制つくりとその広報活動の推進(業務委員会)
3)福岡県建築登録センター業務の堅実な運営(建築士登録委員会)
  • 事務所協会と共同運営する福岡県建築登録センターを円滑かつ堅実に運営し、情報公開を通して市民サービスの向上に寄与する。
4)建築士試験業務の効率的運営(建築士試験委員会)
  • 受験者減少を考慮した適正かつ効率的な業務運営を行う。
5)専攻建築士制度の周知と推進(CPD・専攻建築士委員会)
  • 専攻建築士制度や有資格者紹介等の広報活動を積極的に行う。
  • 専攻建築士の円滑な更新に向けた準備・広報活動を行う。

3.社会に貢献する建築士としての研修の実践と法的課題の研究
1)建築士法に基づく各種講習会・研修会の開催(研修委員会)
  • 講習会や研修会の主催はもとより、他団体との共催や後援の事業も積極的に行い、会員並びに建築技術者に多くの継続能力開発(CPD)の場を提供する。
  • 建築士法による「定期講習」及び「すべての建築士のための総合研修」を実施する。
  • 新築または歴史的に優れた建築物、まちなみなどの見学会を実施し、建築士の資質の向上を図る。
2)継続能力開発制度(CPD制度)の周知と推進(CPD・専攻建築士委員会)
  • 行政に対しCPD制度の活用を働きかける。
  • 一般社会に対し同制度の周知を図る。
3)建築基準法及び関連法への円滑な対応(研修委員会) 
  • 建築基準法及び関連法についての情報を円滑かつ迅速に会員に提供する。
4)建築士法体系のあり方及びその他の個別課題についての検討(業務委員会)
  • 建築士法体系のあり方についての検討を継続し、個別の課題(木造建築関連基準のあり方、確認検査制度のあり方、耐震化促進方策のあり方、建築士法のあり方)についても望ましい法体系のあり方を追求する。
5)新業務報酬基準(告示15号)の実効性向上のための取り組みの推進(業務委員会)
  • 新業務報酬基準が社会に理解され、実効性のある基準となるよう関連団体と協力して取り組む。

4.地域会活動を推進し、会員増強と、組織の強化を図る
1)地域に密着した建築士会活動の推進(地域会)
2)会員同士の相互理解と親睦、未入会建築士に対する積極的な広報・勧誘活動の推進(地域会)
  • 地域会は賛助会とともに会員同士の相互理解と親睦を深めると共に、未入会の建築士に対し積極的な広報、入会勧誘を行い会員増強を図る。
3)会員増強に対する組織的な取組み(本部、地域会)
  • 行政職有資格者の入会を促進する。
  • HPを活用して、各地域会及び各委員会からのホットな情報発信機能の強化を図る。
4)対外広報の強化による建築士会の魅力のPR。(広報委員会)
  • 会員予備軍を増やすため、建築系学生や未資格者のメール登録者を募り、講習会や見学会等の情報発信を積極的に行なう。
5)財政健全化の推進(総務・財務委員会)
  • 健全財政運営をめざし、安定財政基盤作りを推進する。
6)事務局の機能強化(事務局)
  • 公益社団法人への移行に伴い地域会サービス体制の強化を図る。
  • 電子メディアの活用により事務局業務の円滑化と合理化を図る。
  • 会員が立ち寄りやすい事務局づくりを推進する。
  • 福岡県建築登録センターとの連携の円滑化を図る。

平成25年度 第1回理事会

 第1回理事会が、5月14日(火)に開催されました。今回は、公益社団法人になって最初の理事会で新理事による活発な審議が行われました。
 主な議題は、5月24日(金)の定時総会に向けての準備議題が中心で、平成24年度事業報告の承認と平成25年度計画について審議されました。

[審議事項]
   1号議案 平成25年度定時総会次第について
   2・3号議案 平成24年度事業報告・収支決算報告について
   4・5号議案 名誉会員・会長表彰について
   6・7号議案 平成25年度事業計画・収支予算書について
   8号議案 入会者の承認と退会者の報告
[協議及び審議事項]
   1. 講師、日当等内規の検討について・・・継続協議事項となりました。
   2. 平成25年度公益目的事業予算について
[報告事項]
   ・前会長田中英樹氏旭日小綬章受章記念の祝賀会開催について
   ・九州ブロック建築士の集い・建築士全国大会しまね大会についての案内
[その他]
   ・平成25年度定時総会予定について
       平成25年5月24日(金)タカクラホテル福岡
       総 会16:30~17:30  懇親会18:00~20:00
   ・ヘリテージマネージャー講習会実施要領、日程表等について
   ・地域会賛助会員入会申込書案について
専務理事 伊佐治 武

平成25年度都市景観大賞(景観教育・普及啓発部門)

 北九州地域会が山口県建築士会下関支部と合同で平成16年度から行っている「関門地区(北九州市・下関市)景観ウォッチング&セミナー」が「平成25年度都市景観大賞(景観教育・普及啓発部門)」の大賞(国土交通大臣賞)を受賞しました。
 地元で建築関連業務に従事している建築士として、かけがえのない共通財産である関門景観を、守り、育て、継承していくことに貢献したいと考え、活動してきたことが高く評価され、とても光栄に感じています。
 この活動を始めることにご尽力いただいた方々をはじめ、ご協力いただいている皆様など、たくさんの方々に支えられ、この活動はこれまで続けることができました。皆様とともに今回の受賞の喜びを分かち合いたいと思います。
 今後とも会員皆様のご協力を仰ぎながら活動を継続してまいりたいと考えています。皆様のご協力、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000131.html
(平成25年度 都市景観大賞【都市空間部門】、【景観教育・普及啓発部門】受賞地区、団体について)

北九州地域会 野村 明男
建築周辺コラム(29) ~除斥期間~
 民法724条は、「不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する。不法行為の時から20年を経過したときも同様とする。」と定めています。
 上記条文の後段については、除斥期間の定めと解するのが判例(最高裁平成元年12月21日判決)ですが、これに異を唱える説もあります。また、従来、除斥期間は、中断や停止が認められる消滅時効と異なり、当該期間が経過した時点で当然に請求権が消滅すると考えられてきましたが、これに対する異論は比較的多く、判例にも民法724条後段の除斥期間の進行の停止を認めたものがあります(最高裁平成10年6月12日判決)。
準会員 弁護士 川口 珠青

平成25年度九州ブロック建築士研究集会「建築士の集い大分大会in日田」

 青年委員会より平成25年度 九州ブロック建築士研究集会「建築士の集い大分大会in日田」開催のご案内をいたします。
【 開催日時 】

平成25年6月29日(土)


【 会 場 】



【 テーマ 】
[受付開始] 11:30~
[研究集会] 12:30~18:00
[意見交換会受付] 18:30~
[ 開  催 ] 19:00~21:00

[研究集会] パトリア日田(大分県日田市三本松1-8-11 TEL.0973-25-5000)
[意見交換会] マリエールオークーパイン日田
          (大分県日田市日の出町1-1 TEL.0973-22-1155)

わたしたちの可能性   ~ 今、我々建築士に何ができるのか ~
青年委員長 松澤 徹

平成24年度 第25回美しいまちづくり建築賞 表彰式

 3月2日(土)九州国立博物館にて第7回福岡県景観大会が開催され、その中で 第25回 福岡県美しいまちづくり建築賞表彰式が行われました。
 第25回福岡県美しいまちづくり建築賞には、90作品の応募をいただき、その中から6作品が選ばれました。応募受賞作品はそれぞれパネルにして、表彰式の一週間前から会場に設置し多くの方にご覧いただくことが出来、当日は天候もよく、多くの一般の来場者がありました。
 当会会員からは、福岡地域会の松山将勝さんが大賞【住宅の部】、また福岡地域会の鮎川 透さんが奨励賞を受賞されました。受賞者の皆様は小川知事からの厚い祝福を受け、記念撮影になりました。
 受賞された皆様、おめでとうございました。
表彰式記念写真【住宅の部】 表彰式記念写真【一般建築の部】
事務局長 末永 美穂
大賞
撮影:石井紀久
 
優秀賞
 
撮影:西日本写房福岡 河野博之
奨励賞
撮影:中村絵
撮影:四宮佑次

景観整備機構報告及び今後の計画について

 公益社団法人福岡県建築士会では、昨年度景観整備機構として
  1. 大木町において、『景観ワークショップ』を開催し、報告書にまとめ大木町議会に提出いたしました。
  2. 大木町の『違反看板巡回調査』を行い、報告書を作成いたしました。
  3. 久留米市立草野小学校・西牟田小学校・京町小学校において、景観教室を久留米支部会員の協力を得て行い、平成25年3月3日『久留米市景観の集い』にて各小学校による景観教室に関する発表がおこなわれた。
今年度大木町から、昨年景観整備機構として実施した景観ワークショップの成果を踏まえ、「大木町における景観あるいは土地利用に関する現状と課題」を整理するとともに、関係者の情報の共有化と広く町民の関心の喚起を図り、平成26年度以降に本格的に行う土地利用計画策定に関する準備委員会の審議事項等の検討及び会議資料作成業務を受託することとなりました。

 今後公益社団法人の公益事業の一つの柱として、景観整備機構は福岡県内全域の行政から『景観ワークショップ』、『景観教室』『違反看板巡回調査』等の業務委託を受託出来るよう、各地域会会員内に、より多くの講師、協力スタッフを増やしていくことが急務となっております。
 景観委員会として、建築士会会員及び外部スタッフ(地域住民・学識経験者・小中学生・高校生・大学生等)等スタッフ育成のため、景観活動先進地域建築士会、行政職員、コンサルタント等から講師を招き『景観整備機構講師育成勉強会』を今年度3~4回行う予定です。
 勉強会開催の日時等につきましては、秋までに開催出来るよう現在講師の依頼、会場の準備等行っています。詳細が決まり次第改めてメッセ・会員一斉メール等で連絡をさせていただきます。
 また、景観委員会では、各ブロックからの委員を募集しておりますので、景観に関して興味のある方は是非事務局まで御連絡下さい。
景観委員長 中村 英雄

福岡県ヘリテージマネージャー第1期養成講習会 開催

 今日、循環型社会における町家や民家などの歴史的建造物や町並みといった歴史文化遺産の活用や良好な地域づくりにおいて歴史的風致の維持・向上が望まれる中、歴史的建造物の価値の適切な評価、保全、活用ができる人材の不足により、歴史文化遺産や歴史的風致の消失に歯止めがかからない状況です。
 このような中、地域固有の歴史・文化を反映した人々の暮らしを伝える歴史文化遺産を見いだし、適正な評価、保全、活用のマネジメントを行うことのできる人材、また、地域の良好な景観遺産や歴史文化遺産を活用したまちづくりに主体的かつ積極的に関われる能力をもつ人材の育成が急がれています。
 (公社)福岡県建築士会では、地域固有の歴史的風致を形成する歴史的建造物の価値を見いだし、保全、活用して良好な地域づくりに貢献できる能力をもつ専門家、すなわち、「ヘリテージマネージャー(地域歴史文化遺産保全活用推進員)」の第1期養成講習会を建築士対象に開催することになりました。講習会は講義33時間、演習26時間、討論1時間の計60時間で15日間になります。講師は大学教授、文化財建造物保存技術協会技術者、関連行政担当者、修復技術専門家等を予定しております。全ての講習項目を受講された方は申請すれば「福岡県ヘリテージマネージャー」として登録されます。やむを得ず受講できなかった項目については次年度以降受講できます。応募期間は平成25年7月1日(月)~7月19日(金)で、所定の受講申込書にて応募下さい。是非、この機会に受講されますようご案内申し上げます。詳しくは別紙をご覧下さい。

http://www.f-shikai.org/member/messe/data/1306/201306_heritage_manager_guidance1.pdf
(福岡県ヘリテージマネージャー養成講習会(第1期)実施要項・受講申込書)
http://www.f-shikai.org/member/messe/data/1306/201306_heritage_manager_curriculum.pdf
(福岡県ヘリテージマネージャー講習会(第1期)カリキュラム)
http://www.f-shikai.org/member/messe/data/1306/201306_heritage_manager_schedule.pdf
(福岡県ヘリテージマネージャー養成講習会(第1期)日程表(予定))
http://www.f-shikai.org/member/messe/data/1306/201306_heritage_manager_flyer.pdf
(ヘリテージマネージャーチラシ)
まちづくり委員長 中島 孝行

福岡・まちづくり活動支援センター開設10周年記念 まちづくりシンポジウム

 去る4月27日(土)に福岡・まちづくり活動支援センター開設10周年を記念して「まちづくりシンポジウム」を開催しました。連休の初日にも拘わらず多くの方々に参加していただきました。
 福岡・まちづくり活動支援センターでは昨年度までに延べ41団体に支援してきました。各地で建築士が中心となって住民と協働の多くの地域貢献活動が活発に行われてきました。「まちづくりシンポジウム」は、その10年の節目として「これからの地域貢献活動と建築士の役割」というテーマで基調講演、学生による地域貢献活動報告、パネルディスカッションを行いました。
 まず、基調講演では今年度より福岡県ヘリテージマネージャー養成講習会を始めるにあたり、先輩である(公社)熊本県建築士会 まちづくり委員長の山川満清 氏を招き、「ヘリテージマネージャーとこれからの地域貢献活動」と題して講演して頂きました。特に養成講習会の講義内容と講師選択等を細かく紹介して頂き、私共としては大変有り難い学習となりました。
 それから、学生による地域貢献活動報告では昨年度より支援の枠を拡げ、学生の3団体に助成しました。その中で九州産業大学 流域クラブ 4年 小林友貴さんより「浸水痕跡をサイン化する活動」の報告がありました。数年前の集中豪雨での樋井川の氾濫を背景に市民に分かり易い浸水サインを表示する活動の内容で、昨年の北部九州豪雨も経験し、大変興味ある報告でした。
 続いて、パネルディスカッションではコーディネーターに久留米工業大学の大森洋子教授、パネラーにこれまで支援してきた4団体の代表に御願いしてそれぞれの団体の活動事例報告をして頂き、会場からの質疑に応答する形で進行しました。樋井川流域治水市民会議の松野尾仁美氏は雨水啓発活動として実際、建設した雨水実験ハウスの取り組み、やまさか暮らし研究会の木村洋子 氏は八幡東区丸山・大谷の傾斜の多い地区で地元小学校と連携して住環境の改善の取り組み、北九州地域会の野村明男 氏は関門景観協議会と建築士会(下関支部と北九州地域会)が連携して市民を対象にした関門景観のウォッチングとワークショップの取り組み、防災どんたく実行委員会の牧薗典浩 氏は福岡西方沖地震後、防災ボランティアの方々で始まった防災どんたくと防災カフェの取り組みの報告をして頂きました。まとめの中で各団体がこれからの活動について「慌てず、楽しく活動する」ことを第一の目標にされていることが確認されました。
 また、パネラーによる活動事例報告は青年委員会の協力を得て「建築士の集い」の福岡県代表選考も兼ねて行われました。参加者の投票の結果「やまさか暮らし研究会の木村洋子 氏」に決定しました。福岡県代表として木村 氏には頑張って頂きたいと思います。
 最後になりましたが、この「まちづくりシンポジウム」を開催するにあたり、会員の皆様方にはご協力頂き有り難うございました。御礼申し上げます。今後も会員や学生が参画するまちづくり活動が活発に多くの地域で行われることを希望しております。今年、平成25年度も地域貢献活動団体を募集しております。宜しくお願いします。
基調講演 パネルディスカッション シンポジウムの様子
まちづくり委員長 中島 孝行

第9回 コレクティブハウス研究会

 5/11(土) コレクティブハウス研究会 全体会が行われました。
 久留米部会では、本研究会参加者の方の活動がメディアに取り上げられるなど、活発な活動内容が報告されました。清水部会では、長屋再生プロジェクトを担当された tracks 岡本氏にご講話いただきました。その後、参加者によるディスカッションが行われ、大変有意義な研究会となりました。
研究会の様子
福岡地域会 今泉 英樹

平成25年度 福岡支部通常総会/福岡地域会会員集会

 平成25年度福岡支部通常総会及び平成25年度福岡地域会会員集会が5月24日(金)15時00分~16時00分 タカクラホテル福岡にて開催されました。
 総会は、会員数925名のうち、出席者35名、委任状171名、合計206名の定足数により開催されました。最後の福岡支部通常総会として平成24年度事業報告と決算報告、監査報告が行われ、その後福岡地域建築士の会発足と役員の説明がありました。
 平成25年度福岡地域会会員集会として平成25年度の役員、事業計画、予算案の報告がありました。
 同ホテルにて県・福岡地域会合同の懇親会が開催され懇親を深める有効な時を過ごしました。
 今年度より福岡地域会として活動していきます。県本部の補助機能としてより一層支援して行きたいと思います。
全体写真 挨拶写真
福岡地域会 総務・財務委員長 髙村 龍実

平成25年度通常総会及び全員集会

 5月16日(木)午後6時より、小倉リーセントホテルにおいて、北九州支部として最後の通常総会と北九州地域会として最初の全員集会を(支部・地域会)会員347名の内、245名(委任状含む)の出席を得、開催いたしました。開田(支部長・代表)議長の下、平成24年度事業及び収支決算に関しての報告・審議が行なわれ、数件の意見・要望がありましたが、両議案とも承認されました。引き続き平成25年度事業計画及び収支予算書の報告が行なわれました。
 その後の懇親会で、ご来賓(7名)を代表して建築都市局 大関達也局長様より、ご祝辞を頂き、賛助会員会社(日本EIR(株)様・新日鉄住金(株)様・(株)カナデン様)3社の紹介及び自社PRののちに、北九州市議会 三原征彦議長様の乾杯の音頭で懇親会が開かれ、地域会会員の親睦を深める時間を有意義に過ごし、盛会のうちに終了いたしました。
代表挨拶 御来賓祝辞 賛助会会員
乾杯の御発声 懇親会
北九州地域会 広報委員 池田 友三
シネマサロン 11
 小津安二郎監督の「東京物語」(53年)。戦後8年の夏。尾道から老夫婦が子供たちに会おうと久々に上京してきます。ところが長男長女もそれぞれの仕事や家庭があり、構ってやることが出来ません。戦死した次男の嫁紀子だけは何くれと世話を焼いてくれます。実の子たちと噛み合わない東京での日々に鬱屈した老父は呼び出した旧友と酒を飲むのですが泥酔して警官に保護されてしまいます。二人が尾道へ戻りまもなく、老妻は亡くります。久々に帰郷した長男、長女の都会的なドライさ、母より父が先に死ねばよかったと話す無神経さ。そんな中に救いになるのは、次男の嫁と実家で同居する次女でした。
 出演は老夫婦に笠智衆、東山千栄子、次男の嫁に原節子。製作後60年がたつ今でもより鮮明な主題を小津監督独特の低い位置に固定したカメラが、胸に染み入るような画面で描いています。家でひとり佇む笠智衆のショットは映画史上に残るラストシーンです。
 先日公開された山田洋次監督の「東京家族」は、この名匠のリメイク版でした。しかし、リメイクに耐える作品もあれば、絶対にリメイク作品が越えることが出来ないものもあることは厳然たる事実ですね。
久留米地域会 半田 利通

無料法律相談のご案内

 正会員のみなさまの法律相談を無料でお受けしております。お気軽にご相談ください。秘密は厳守いたします。電話0948-43-8139(飯塚法律事務所・飯塚市新立岩4-4クレイン3ビル703)

福岡地域会・弁護士(福岡県弁護士会)矢野間 浩司

5月の行事報告
5/9(木)~13(月) 平成25年 一級建築士試験対面受付 九州ビル
5/14(火) 第1回理事会 福岡建設会館
5/17(金) まちづくりヘリテージ第2回運営委員会 福岡建設会館
5/24(金) (公社)福岡県建築士会定時総会 タカクラホテル福岡
5/29(水) 広報委員会 福岡建設会館
6月以降の行事予定
6/6(木) 事業統括特別委員会 福岡建設会館
6/17(月) まちづくりヘリテージマネージャー第3回運営委員会 福岡建設会館
6/28(金) 広報委員会 福岡建設会館
6/29(土) 平成25年度 九州ブロック建築士研究集会
「建築士の集い大分大会in日田」
パトリア日田
7/7(日) 二級建築士試験「学科の試験」 九州産業大学
7/9(火) 総務・財務委員会 福岡建設会館
7/16(火) 正副会長会 福岡建設会館
7/25(木) 運営委員会・定時理事会 福岡建設会館
7/28(日) 一級・木造建築士試験「学科の試験」 西南学院大学
8/1(木) 平成25年度第二期建築士定期講習 福岡建設会館
9/15(日) 二級建築士試験「設計製図の試験」 九州ビル/
福岡県中小企業センター
10/13(日) 一級・木造建築士試験「設計製図の試験」 九州産業大学
10/19(土) 第56回建築士会全国大会「しまね大会」 くにびきメッセ
(公社)福岡県建築士会福岡地域会(旧福岡支部)賛助会 HPはこちら
(公社)福岡県建築士会団体協賛会員  HPにリンクしております
   

(公社)福岡県建築士会情報誌 メッセメールマガジン 平成25年6月1日発行 第84号 通巻第300号
発行:(公社)福岡県建築士会 加藤武弘 編集:広報委員会 有澤廣己
事務局:〒812-0013 福岡市博多区博多駅東3-14-18 福岡建設会館6階
TEL 092-441-1867 FAX 092-481-2355
E-mail:shikaifu@crocus.ocn.ne.jp ホームページ http://www.f-shikai.org
今月の編集員
有澤廣己(福岡)、池田友三(北九州)、伊佐治武(福岡)、大嶌栄三(福岡)、角銅久美子(福岡)
佐々木郁夫(福岡)、佐々木辰美(飯塚)、田中英樹(福岡)、柘植成光(福岡)
( )名は地域会名、五十音順、敬称略
※メールマガジンの写真を無断で転写することを禁じます。