横大路家 よこおおじけ
場所 | 福岡県糟屋郡新宮町大字上府402番地 »Google MAP |
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用途 | 住宅 |
設計 | |
施工者 | 保存修理:松井建設 |
完成 | 平安初期、保存修理:平成15年4 |
構造 | 木造 |
階数 | 平屋建 |
面積 | 187.298㎡ |
「横大路家住宅」は、九州で最古の藁葺きの民家であり、昭和52年1月28日に国の重要文化財の指定を受けています。家は、「曲がり家」と呼ばれるL字型に折れ曲がった形をした建物です。建物の傷みがひどくなったので、平成12年から平成14年にかけ、修理が行われました。
それから、日本天台宗の開祖である、「最澄」にまつわる伝説も残っています。最澄から授かったという火(法理の火)を千年以上守り続けていて、「千年家」(せんねんや)とも言われています。また、男の子が授かると言われている「岩井の水」や最澄が横大路家に滞在したお礼に自ら彫られた「毘沙門天像」が祭られ、毎年4月13日の祭りの日だけご開帳されています。