会長 石本 元彦
福岡地域会 小川 敏枝
筑紫地域会 山田 康晴
青年・女性委員長 柴田 誠
専務理事 田中 浩
(公社)福岡県建築士会 福岡地域会 会員・弁護士(宮崎県弁護士会) 矢野間 浩司
研修委員長 西村 敏幸
CPD・専攻建築士委員長 佐々木 郁夫
まちづくり委員会 地域貢献部会長 山田 龍雄
まちづくり委員会景観部会 荒木 正勝
福岡地域会 親睦・会員副委員長 石松 英雄
福岡地域会代表 柴田 成文
建築士会書道倶楽部主宰 渡邉 佳代
福岡県建築士会筑紫地域会 地域会代表 永田 昌人
福岡地域会 会務運営委員長 下川 弘
新成会・杵屋 佐和成(福岡地域会 柘植 成光)
県南ブロック担当地域会代表 石井 光次郎
久留米地域会 丸山 紀子
飯塚地域会 広報委員 荒木 正勝
大牟田地域会 入家 雅彦
私のあこがれの俳優「高倉健」さん、残念ながら2年前に亡くなられました。最初に見たのは、オールナイトの映画館、クライマックスで健さんが登場すると割れんばかりの拍手が起こった東映やくざ映画でした。やくざ映画をやめた後には『幸福の黄色いハンカチ』『冬の華』『居酒屋兆次』『あ・うん』『鉄道員(ぽっぽや)』など好きな映画がたくさんありますが、特に好きな晩年の作品2本を紹介します。 まず『単騎、千里を走る。』(2005年)。「いつか高倉健さんの映画を撮りたい」という中国のチャン・イーモウ監督の願いで実現した映画で、病床の息子がやり残した三国志の京劇を撮影するために単身で雲南省へ行くというストーリーです。雲南省麗江の奥地の壮大な景色や、主人公を村人総出で迎える食事のシーンが印象的でした。 もう一本は、遺作となった205本目の作品『あなたへ』(2012年)です。高倉健演じる北陸の刑務所指導技官の主人公が、亡くなった奥さんの故郷長崎へキャンピングカーで向かうという話です。富山から飛騨高山、大阪、竹田城、瀬戸内、下関、門司港、平戸の漁港まで、様々な人々との出会いがあり、中でも童謡歌手だった奥さん役の田中裕子が宮沢賢治の童謡「星めぐりの歌」を歌う竹田城の回想シーンが心に残りました。 福岡県中間市の出身の高倉健さん。どちらも彼の人柄がよく出た映画です。
福岡地域会 廣田 栄作