青年・女性委員長 柴田 誠
(公社)福岡県建築士会 福岡地域会 会員・弁護士(宮崎県弁護士会) 矢野間 浩司
事務局 末永 美穂
大牟田地域会 入家 雅彦
私が学生だった40数年前は、レンタルビデオなどなく封切映画館では2本立てで入場料が1300円という時代でした。騎射場というところには洋画と邦画 別々に2館の名画座がありました。古いフイルムを使っていて画面は雨が降ったみたいで、時にはフイルムが切れて画面が真っ白になり修復に数分待たされることもありました。それでも3本立て300円と安かったのでよく観に行っていました。 今回はその当時の映画で特に印象に残っている2本を紹介します。 『ボルサリーノ』(1970年)は、ジャン=ポール・ベルモンドとアラン・ドロン演じるふたりが、マフィアの組織の中でのし上がっていくという話です。舞台となったフランスのマルセイユの街並みや、ホンキートンクピアノで演奏された音楽がとても好きでした。 『タクシードライバー』(1976年)は、ニューヨークの夜の街を舞台にした、ベトナム戦争帰りのタクシードライバーの青年の話です。若きロバート・デ・ニーロの出世作であり、娼婦役のジョディ・フォスターは、当時13歳だったことから大きな話題を呼んだ作品です。
福岡地域会 廣田 栄作