今村カトリック教会堂 いまむらかとりっくきょうかいどう

場所福岡県三井郡大刀洗町今707 »Google MAP
用途教会堂
設計鉄川与助
施工者鉄川工務店
完成大正2年(1913)
構造レンガ造
階数平屋建
面積

わが国の煉瓦造教会堂建築は、明治から大正初期にかけて集中しており、大正12年の関東大震災以降は建設されなくなりました。九州では長崎県内に15棟、福岡県内に2棟が現存するのみです。うち7棟を手がけた鉄川与助の設計による今村教会堂は、和風民家の集落の中にひときわ高くそびえるドームを頂いた双塔で、圧倒的な存在感があります。
ロンバルド帯と呼ばれる小さな連続アーチで装飾された煉瓦造りの外壁に左右対称の双塔を持つ姿は、ヨーロッパに教会堂の雰囲気を十二分に醸し出しています。しかも、和瓦葺の屋根に八角形平面の塔という古来の日本的な建築要素が採用され、内部は木星リブ ヴォールト天井やトリフォリウムと呼ばれる装飾アーチなどの典型的な西洋の構成手法に日本的な感性が織り込まれています。

※現在も礼拝堂として使用しております。ご見学の際には宗教行事の妨げにならないようにご注意ください。