旧数山家住宅 きゅうすやまけじゅうたく

場所福岡県田川郡添田町大字津野 »Google MAP
用途住宅(民家)
設計不明
施工者不明
完成天保13年(1942)
構造木造茅葺き
階数平屋建
面積172.40㎡

この建物は、寄棟造り茅葺きで床上部と広い土間と厠と倉庫を取り入れた直屋の好例で、天井は大和天井、しかも部屋ごとに手法をかえ、建物の周りは、出桁をつくり軒を深く出しているなど、この地方の特色をよく現わしている。昭和53年1月21日文化財保護法により、重要文化財に指定された。その後の保存管理上添田町が買上げ、文化庁の指導援助により解体復原工事を、昭和54年1月より着工昭和55年3月に完了し、江戸末期の素朴雄大な民家を再現している。
建物は寄棟造直屋で、桁行十間半、梁間4間と規模やや大にして、正面大戸口に二間の竹庇屋根を設け、ざしき東面に押入れを下屋として張り出し、土間背面には半間通り長さ三間の下屋葦降ろしとする。内部は略中央で居室部と土間部に二分し、西半分を土間にとり、西南隅に馬屋を設ける。東半分の居室部は土間側に「ひろま」、「ちゃのま」の竹床、次に「なかのま」、「なんど」を設け、上手に「座敷」、「奥納戸」を配したいわゆる整形六間取りの形式となる。