JR門司港駅 じぇーあーるもじこうえき

場所北九州市門司区西海岸1-6-2 »Google MAP
用途駅舎
設計鉄道省
施工者菱川組
完成大正3年1月14日(1914)
構造木造
階数2階建
面積2,008㎡

JR門司港駅は、ローマのテルミネ駅をモデルに大正3年に建築されたネオ・ルネッサンス様式の建物で関門海峡に面した海岸に建つ終着駅。国の重要文化財として建設当時のまま現地で機能を果たしている、門司港レトロ地区の「顔」とも言える貴重な建物。
ホームへ降り立ってから、改札へまったく階段がないバリアフリー駅舎でもある。関門航路連絡通路の監視所(渡航者用)跡等、歴史を感じさせる要素が多く興味深い。洗面所には、「幸運の手水鉢」が、大正3年に作られた当時のままの姿で鎮座している。トレビの泉ならずとも、コインを入れてまた此処に戻りたいという気持ちは、歴史の重みを感じさせるこの駅では、違和感なく感じられる。事務所は天井が高い。2階には、やはり天井の高い、かつて洋食レストランだったホールが、現在は集会所として使われている。駅舎前面の下屋部分は、創建後付けられたもの。それを支える鋳鉄の柱は装飾性があり、駅舎の様式と向き合ってデザインされていたことがわかる。