旧古河鉱業ビル きゅうふるかわこうぎょうびる

場所北九州市若松区本町1丁目11-18 »Google MAP
用途事務所
設計
施工者大林組
完成大正7年(1918)
構造レンガ造
階数2階建
面積

古川鉱業は大正6年若松に進出し、この建物を拠点として活動しました。前面道路のコーナーに、ほぼ円形に近い3階建の塔が配置され堂々とした風格が感じられます。この方式は2面の道路に面した場合の常套手段(じょうとうしゅだん=決まりきったいつものやり方)でもありますが、3階部分まですらりと伸び、これほど縦線を強調した例はありません。建物の平面は変形の四角形で、2ヵ所に玄関を持ち、その様式建築の例に漏れず各立面の中央部にあります。デザインは垂直線を強調して全体の形を造り、細部はルネサンス様式を基調とし、玄関庇塔屋の入口上部には搭屋の明かり取り窓もあり、この建物の特徴となっています。